レッツギャラリー

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ここに画像があります。油絵の自画像。「ボクがボクらしくあるため秋来る」
 ものづくりとは「自分を表現する手段」です。それが絵であれ、器であれ、書であれ、写真であれ、言葉であれ、詩であれ、文章であれ、自分の思いや感動を他人にどう伝えるか、そこに創作の本質があるように思います。
 そのむかし私は、「体が不自由なことは抜きにして、作品だけを見て評価して欲しい」なんてことをよく言っていました。「障害があるのに」と言われたり、「障害を乗り越えて」と言う見出しの記事が大嫌いでした。「そんなの関係ねーだろ」って思っていました。
 私を含め、ここで紹介する表現者たちは、「障害があるのにすごいね」って言われ続けてきた人たちです。確かに、自分を表現することにかけては天下一品なので「すごい」のですが、それは「障害があるのに」ではなく、実は「障害があるからこそ」授かった才能かもしれないと思うようになってきました。
 よく、「芸術家には変わった人が多い」なんて言いますが、一般的とは違う環境で生活する中で、人とは違う目線で物事を見たり、感じ方をしたりする人が多いということだと思います。また「障害者」と言われている私たちも世間から見れば少数派であり、特異な環境の中で生活しています。人とは違う体験をし、人とは違う見方感じ方があります。そこから作り出される作品は、また人とは違う「面白い作品」として評価されやすいわけです。
 このギャラリーには、そんな表現者たちのあるがままの作品を自身の解説とともに展示いたしました。表現方法はさまざまです。だから、見る側の感じ方もいろいろあっていいと思います。そしてその中に、ほんの少しだけ作者と共感できるモノを見つけていただければ嬉しく思います。

 なお、当ギャラリーの画像の使用権はそれぞれの作者にございます。無断使用はいっさいご遠慮申し上げます。画像にはすべて「電子透かし」が埋め込まれていますので、複写したものかどうかを容易に判別できるようになっています。
レッツギャラリー館長 村上哲史(むらかみてつじ)
ここに画像があります。新町川から見た眉山の絵が大きなボタンになっていて、「入館はこちら」と書かれています。なお、リンク先は別ウインドウで開きます。
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